ASUSより、地上デジタルテレビ放送(地デジ)に対応したスマートフォン「ZenFone Go TV(ZB551KL)」が発売されました。かねてから台湾で発表されていたモデルであり、現地価格で5490台湾ドル(約1万8,000円)で販売がスタートしており、同社グローバルサイトでは日本のチャネルも視聴可能としています。
ASUS ZenFone Go TV ZB551KLのスペック
日本国内ではSIMフリースマホZenFoneシリーズが人気ですが、今回台湾で発売されたのはZenFone Goの派生モデルに当たる、ZenFone Go TVです。
機種名 | ZenFone Go TV (ZB551KL) |
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OS | Android 5.1 With ZenUI |
本体サイズ | 151 x 76.9 x 10.7 mm (LxWxH) |
重量 | 160 g (with battery) |
CPU | クアルコムSnapdragon 400 クアッドコア1.4GHz |
RAM | 2GB |
ROM | 16 or 32GB |
micro SDスロット | 最大64GB対応 |
無線LAN | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
SIMスロット | micro SIMのデュアルスタンバイ 両スロットが2G/3G/4Gに対応 |
ネットワーク | 日本モデル(JP version)とされる機種 W-CDMA:850MHz(5)/850MHz(6)/850MHz(19) /900MHz(8)/1900MHz(2) /2100MHz(1) TD-LTE:2600MHz(38) FDD-LTE:2100MHz(1)/1800MHz(3)/850MHz(5)/850MHz(6)/ 2600MHz(7)/900MHz(8)/1800MHz(9)/800MHz(18)/850MHz(19)/700MHz(28) |
カメラ | 背面:13MP or 8MP フロント:5MP |
バッテリー | 3010mAh |
その機種名からわかる通りソニー製のTVチューナーを内蔵し、41か国の放送が視聴可能としています。日本のワンセグやフルセグに利用しているISDB-Tに対応しているとみられ、グローバル版の公式HPにも日本の国旗が。
5.5インチの大画面に、Android 5.1にZenUIを採用したスマートフォン。CPUはSnapdragon 400 のクアッドコア。GPUはAdreno305を搭載しています。
内部メモリーは2GB、ROMは16GB or 32GBと全体的なスペックはエントリー仕様となっており、これはすでに発売されていたZenFone Goの派生モデルであることが分かりますね。
カメラ機能は背面が1300万画素もしくは800万画素、フロントが500万画素です。現地の本体価格からすると妥当なスペックと言えそうですが、どうやら性能の異なる2モデルが存在するようなので、どちらが日本で発売されるのかも注目です。
デュアルSIMスロットを搭載しており、グローバル版HP上では両カードスロットが2G/3G/4Gに対応・デュアルスタンバイも可能としています。WiFiは802.11 b/g/nに対応。LTEの最大通信速度は150Mbps。
ZenFone Go TVの日本発売は?
ASUSグローバル版のスペック表を見ると、周波数帯・対応バンドの項目には確かに『JP version』の表記が。
これなら日本でも発売される可能性がかなり高そうですね。ちなみにAmazonでも並行輸入品があるようですが、日本で正規購入できるのであれば価格が安い可能性もあるので待ったほうが良いのかもしれません。
地デジ搭載ZenFone Go TVまとめ
Android 5.1という部分が若干残念な感じもしますが、世界中のテレビ放送をスマホで見れる機種とあって注目度は高そうです。
特に日本ではワンセグ・フルセグが普及している+SIMフリーの格安スマホが最近人気を集めていることからも、ZenFOne Go TVが発売されればなかなかの注目度にはなるでしょう。期待して待ちましょう。