VAIO Phone Aのスペックをチェック。VAIO Phone AはWindows 10 Mobile搭載として発売されたBizのAndroid OS版といっても良い機種で、ハードウェアや基本スペックはほぼ同じですが、DSDSへの対応やVoLTE対応などが予定されています。
想定価格も2万4800円(税別)とWindows 10 Mobile版のBizと比較するとかなり安めに。MVNOでも販売が予定されており、以前の機種と比較するとお得感もあります。
VAIO Phone A スペック
機種名 | VAIO Phone A |
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カラー | シルバー |
OS | Android 6.0.1 |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 617 オクタコアCPU (1.5GHz*4+1.2GHz*4) |
メインメモリ | 3GB RAM |
内部ストレージ | 16GB ROM |
外部メモリ | microSDカードスロット (~64GB対応) |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD(1080*1920) |
対応バンド | WCDMA対応 (バンド 1,5,6,8,11,19) LTE対応 (バンド 1,3,8,19,21) |
最大通信速度(下り) | LTE-Advenced : 225Mbps LTE:150Mbps 3G:42.2Mbps |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Bluetooth | 4.2準拠 |
テザリング | 対応 |
SIMスロット | microSIM×1 nano SIM×1 (デュアルスタンバイ対応) (nanoSIMスロットはmicroSDカードスロットと同時利用不可) |
microUSB | USB2.0 |
ヘッドセット端子 | 3.5mmオーディオジャック |
スピーカー | 内臓モノラルスピーカー |
カメラ | リアカメラ:13MP フロントカメラ:5MP |
バッテリー | 2800mAh |
その他 | GPS/地磁気センサー/ ジャイロセンサー/加速度センサー |
本体サイズ | 約 幅77.0 mm x 高さ156.1 mm x 奥行8.3 mm |
本体質量 | 約167g |
ハードはほぼ同じだが、Androidを採用してDSDSなどに対応
スペック面では以前発売されたVAIO Phone Bizとほぼ同じですが、OSはAndroidを採用し、通信通話面ではDSDSやVoLTEにも対応予定。安曇野FINISHはそのままに、Android OSを採用してリニューアルといったところです。
Snapdrgaon 617 / 3GB RAM / 16GB ROMで約2万5000円のコスパは?
プロセッサーがSnapdragon 617。最近のアッパーミッドレンジの機種はSnapdragon 625を採用するSIMフリースマホもいくつかありますが、スペックがスペックなので価格も2万4800円(税別)を予定と国内メーカーのSIMフリースマホとして発売される予定のモデルとしてはかなり安めに設定されているような気がします。
似たようなスペックだと以前発売されたMoto G4 Plusなどが挙げられますが、VAIOの安曇野FINISHなど付加価値やDSDS対応を含めれば今のSIMフリースマホ市場でも十分戦えるコストパフォーマンスの基本仕様と言えるのではないでしょうか。
少し気になるのは、公式サイトのスペック欄で充電時間が約4時間と長く、また国内スマホでありながら標準モデルは防水防塵やNFC/FeliCaにも対応していない部分かもしれません。それでも3万円以下で購入できるとなると、QualcommのSoCを搭載したモデルとしては割安に感じますね。
(VAIO Phone Aを取り扱い予定のMVNO)