楽天の提供するドコモ回線の格安SIM「楽天モバイル」が、20GBと30GBの大容量プランの提供を11月4日より開始しました。直近3日間のデータ利用量による速度制限もなく、快適に多くのインターネットを楽しめるプランとなっています。
プランの詳細を確認しておきましょう。
楽天モバイル、大容量プランの提供開始
docomo回線を利用した格安SIMサービスを提供する「楽天モバイル」ですが、2016年11月4日より新プラン「20GBプラン」と「30GBプラン」の提供を開始しています。
プラン名通り大容量のインターネットが使えるプランで、オンライン動画(Youtubeなど)ストリーミング視聴や音楽ダウンロードの多いヘビーユーザーも快適に使えるプランになっています。
20GBプラン
- 月間データ容量 20GB
- データ通信専用:4050円/月
- 050データSIM(SMSあり):4170円/月
- 通話SIM:4750円/月
月間20GBの大容量高速データを利用できるのが「20GBプラン」。税別4050円から利用可能で、データ通信専用SIMのみならず、SMS機能付きや音声通話SIMも提供されます。
もちろんかけ放題の「5分かけ放題オプション」も、850円の追加料金で利用可能です。
30GBプラン
- 月間データ容量 30GB
- データ通信専用:5450円/月
- 050データSIM(SMSあり):5520円/月
- 通話SIM:6150円/月
月間30GBの大容量高速通信容量が利用可能な「30GBプラン」。最近はイオンモバイル、FREETEL SIMなど大容量プランを提供するMVNOも多くなっていますが、これらにも対抗できる超容量プランです。
3日制限がない
これらの新プランは3日間の高速データ通信利用量による速度制限、所謂「3日制限」がないので、高速通信容量が残っていれば、月間20GBもしくは30GBまで快適に高速モバイルデータ通信を行うことが可能です。
まだまだ3日制限のあるSIMプランも多いので、これはメリット。
データシェア(容量シェア)にも対応予定
2017年1月からは、楽天モバイルの利用者間で高速データ通信容量を分け合える「データシェアサービス」も提供予定です。申し込み受付は12月下旬から開始する予定なので、大容量プランとあわせてこちらにも注目。
1回線あたり月額100円のオプション料金で最大5回戦のグループを設定することが可能で、同一名義の契約や家族名義の契約に限らず楽天モバイルユーザーとシェアOK。友人同士でパケットを分け合うこともできるようなので、感覚としてはmineo(マイネオ)のオプションサービスに近いかもしれません。
楽天モバイルの大容量20/30GBプラン開始まとめ
最近では10GBを超える「超大容量」の高速データ通信プランが格安SIMでもいくつか登場していますが、意外と人気の集まるSIMブランドでは展開されていない状況の中楽天モバイルが提供開始するのはメリットです。
楽天モバイル | データSIM (SMSなし) | 050データSIM (SMSあり) | 通話SIM | 高速通信 |
---|---|---|---|---|
ベーシック | 525円 | 645円 | 1250円 | 無し |
3.1GB | 900円 | 1020円 | 1600円 | 3.1GB/月 |
5GB | 1450円 | 1670円 | 2150円 | 5GB/月 |
10GB | 2260円 | 2380円 | 2960円 | 10GB/月 |
20GB | 4050円 | 4170円 | 4750円 | 20GB/月 |
30GB | 5450円 | 5520円 | 6150円 | 30GB/月 |
詳しい内容や申し込みは、公式サイトでチェックしておきましょう。
- 公式サイト:楽天モバイル
- 楽天モバイルの評判・プラン詳細