カウントフリーが特徴の「LINEモバイル」ですが、高速通信容量を使い切った後は低速モード(200Kbps)に切り替わります。通信速度が遅くなるので動画のストリーミング視聴などは厳しくなりますが、一体どれだけのサービスが使えるのでしょうか?
実はカウントフリー対象の機能なら高速通信が利用できるので、その辺りも含めて調べてみました。
LINEモバイルの低速通信モード
格安SIMのLINEモバイルでは、月間の高速通信容量を超過すると「低速モード」切り替わります。これは「最大200Kbps」という速度なので、かなり遅いです。なのでYoutubeなどの動画ストリーミングサービス利用は難しい状況になります。
高速データ通信残量が無くなると最大200kbpsの通信速度になります。
ではLINEモバイルの高速データ通信容量はどうなっているのでしょうか?
LINEモバイルには3種類のプランと、多くの高速データ通信コースがある
プランを見てみると、大きく分けて3種類。「LINEフリープラン」「コミュニケーションフリープラン」「MUSIC+プラン」があります。1GB~10GBまでの高速通信容量があるので、自分の利用状況に合わせてプランを選択することが可能です。
LINEフリープラン | データ | データ+SMS | データ+SMS+音声 |
---|---|---|---|
月額料金 | 500円 | 620円 | 1200円 |
月間高速通信 | 1GB | 1GB | 1GB |
最大通信速度 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
備考 | LINEの対象機能が通信無料化 |
コミュニケーションフリープラン | データ+SMS | データ+SMS+音声 | 最大通信速度 |
---|---|---|---|
3GB | 1110円/月 | 1690円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
5GB | 1640円/月 | 2220円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
7GB | 2300円/月 | 2880円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
10GB | 2640円/月 | 3200円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
LINE, Facebook, Twitter, Instagramの対象機能が通信無料化 |
MUSIC+プラン | データ+SMS | データ+SMS+音声 | 最大通信速度 |
---|---|---|---|
3GB | 1810円/月 | 2390円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
5GB | 2140円/月 | 2720円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
7GB | 2700円/月 | 3280円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
10GB | 2940円/月 | 3520円/月 | 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps |
LINE, Facebook, Twitter, Instagram, LINE MUSICの対象機能が通信無料化 |
公式サイト:LINEモバイル
低速モードで注目しておきたいのは、「カウントフリー対象なら低速モード中でも高速通信が使える」という部分です。もう少し詳しく確認してみます。
低速モード中でも、カウントフリー対象なら高速通信が使える
LINEモバイルのプランでは各プランで「カウントフリー」機能が提供されています。これは特定機能を利用時に高速通信消費をカウントしないという機能です。
実はこの「カウントフリー対象となっている機能を利用する場合には、高速データ通信残量がなくなって低速モードであっても高速通信を利用できる」のがLINEモバイルの特徴です。各プランによってカウントフリーの対象が違うので、使うサービスをチェックしておくと良いでしょう。
- LINEフリープラン:LINEの対象機能がカウントフリー
- コニュニケーションフリープラン:LINE, Twitter, Facebook, Instagramの対象機能がカウントフリー
- MUSIC+プラン:LINE, Twitter, Facebook, Instagram, LINE MUSICの対象機能がカウントフリー
・・・例えばLINEフリープランならLINEは基本高速通信で使えますし、コミュニケーションフリープランならInstagramの写真アップロードなども基本は高速通信で使えるようになります。
このようにSNSメインで使うのであれば、カウントフリー機能対象なら低速モードでも快適に使うことができます。上手く利用すればメインプランの容量が少なくても問題ない可能性もあるので、申し込み前に検討しておくべきでしょう。
公式サイト: