人気の格安SIMブランド「IIJmio」が、大容量バッテリーを搭載した新モデル「ZenFone Max」のSIMフリースマートフォンのセット販売を開始しました。一括払いで2万7800円、分割払いも可能で、その場合は1250円×24回払いとなります。
公式サイト:IIJmio
格安スマホのスペック詳細や当サイトSIM-ROCK.com編集部での実機レビュー、MVNOのおすすめポイントも踏まえて今回のニュースを見ていきましょう。
IIJmio、SIMフリースマホ「ZenFone Max」をセット販売へ
人気の格安SIM「IIJmio」ですが、5000mAhの大容量バッテリーを搭載したASUS製の新モデル「ZenFone Max」の取り扱いを開始しています。
ZenFone Maxのスペック
前々から告知があったASUSの新モデルですが、ようやく日本国内でも販売が開始されました。5.5インチの大画面にHDディスプレイ、クアルコム製のクアッドコアCPUを搭載したSIMフリースマホです。
機種名 | ZenFone Max (ZC550KL) |
---|---|
メーカー | ASUS |
OS | Android 5.0 Lollipop With ASUS ZenUI |
ディスプレイ | 5.5インチ |
画面解像度 | HD (1280×720) |
CPU | Qualcomm MSM8916 QuadCore 1.2GHz |
RAM(内部メモリ) | 2GB |
ROM(内部ストレージ) | 16GB |
外部ストレージ | microSDカードスロット 最大64GB |
カメラ | 背面:1300万画素 フロント:500万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
周波数帯・対応バンド | FDD-LTE: 2100MHz(1)/1900MHz(2)/1800MHz(3)/850MHz(5)/2600MHz(7)/900MHz(8)/800MHz(20) FDD-LTE: (CN/IN version Only) 2100MHz(1)/1800MHz(3) TDD-LTE: (CN/IN version Only) 2600MHz(38)/1900MHz(39)/2300MHz(40)/2500MHz(41) |
SIMカードスロット | デュアルSIM(デュアルスタンバイ) |
WiFi | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.0 |
本体サイズ | 77.5 x 156 x 10.55 ~ mm (WxDxH) |
重量 | 202 g |
5000mAhと格安スマホで最大級のバッテリーは電池持ちを実現しており、カメラも1300万画素とより実用性に長けたモデルになっている部分に注目。当サイトでは一足先に海外で端末購入をして実機レビューをしていますが、その電池持ちは圧巻。
カメラもHuawei同価格モデルと比べてきれいに撮影が可能だったので、SNSにアップする写真であれば十分OK。インカメラのセルフィーも画素数では劣りますが、肌補正などほしい機能は一通りそろっているのは評価◎です。
また大容量バッテリーとは別にプリインアプリで消費電力節約モードがあるので便利。ただしこちらを利用するとCPUを最適化することでパフォーマンスの処理速度は体感で若干下がることが確認できたので、フルチャージで利用するならパワーセーバー機能をパフォーマンスの設定で利用することをおすすめします。
モバイルバッテリー利用
OTGケーブルというものが入っているのですが、これを利用することでZenFone Maxをモバイルバッテリーとしても利用可能です。これは便利な機能で、タブレットなどの2台持ちユーザーにもおすすめ。
IIJmioサプライサービスのキャンペーン
2016年4月1日9:59までのキャンペーンで、対象機種とSIMをサプライサービスで申し込むと「Amazonギフト券(Eメールでお届け)」が3000円分もらえる特典があります。うまく利用してお得にSIMフリースマホを手に入れましょう。
公式サイト:
IIJmioの格安SIMのおすすめポイント
IIJmioの格安SIMが人気の秘密はいくつかありますが、簡単にまとめてみます。
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- 月額料金が安い
- 10GBプランはシェアOK
- 通信速度の評判が◎
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月額料金
データ専用プラン・音声SIMプラン(みおふぉん)ともにそこそこ安い金額設定となっており、特にほとんどのユーザーが大手キャリア(ドコモ/au/softbank)などからのMNP乗り換えであれば安くなる可能性が高いです。
データ専用SIM
IIJmio | データ専用 | SMS付き | 音声SIM | 高速通信容量 | 最大受信速度 | 複数枚シェア |
---|---|---|---|---|---|---|
Dタイプ(docomo回線) | ||||||
ミニマムスタート | 900円 | 1040円 | 1600円 | 3GB | 300Mbps | 最大2枚 |
ライトスタート | 1520円 | 1660円 | 2220円 | 6GB | 300Mbps | 最大2枚 |
ファミリーシェア | 2560円 | 2700円 | 3260円 | 10GB | 300Mbps | 最大10枚 |
Aタイプ(au回線) | ||||||
ミニマムスタート | - | 900円 | 1600円 | 3GB | 370Mbps | 最大2枚 |
ライトスタート | - | 1520円 | 2220円 | 6GB | 370Mbps | 最大2枚 |
ファミリーシェア | - | 2560円 | 3260円 | 10GB | 370Mbps | 最大10枚 |
音声通話機能付きSIM(みおふぉん)
プラン | 月額料金 | 高速通信容量 | 最大受信速度 | SMS機能 |
---|---|---|---|---|
ミニマムスタート | 1600円 | 3GB | 300Mbps | 付属 |
ライトスタート | 2220円 | 5GB | 300Mbps | 付属 |
ファミリーシェア | 3260円 | 10GB | 300Mbps | 付属 |
なお10GBプランはSIMカード複数枚での高速データ通信容量のシェアもOK。なので家族運用にも◎です。
通信速度
実際に出る速度を実効速度とも言いますが、IIJが用意している回線はその評判が高いことで知られています。
例えば月額料金が激安で知られる「DMM Mobile」はIIJを回線支援元としていますが、実効速度の評判は比較的良好です。
MVNOのサービスによってはしっかり速度が出ずに使い物にならないサービスも中にはあるので、そういった部分も含めて2016年前半は信頼できる格安SIMというのがIIJmioと言えます。
参考:「IIJmioの評判とプラン詳細を見る」
IIJmioとZenFone Max発売まとめ
筆者も購入してからメイン機として利用しているZenFone Maxなので、こちらは実機レビューも含めおすすめ。人気のIIJmioからセット販売されるとあって、気になる方はチェックしておきましょう。
公式サイト:
その他MVNO
ZenFone Maxを取り扱いしているMVNOもピックアップしてみました。プランやキャンペーンを比較した上で自分にあった格安SIMを選んでみましょう。
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ライトS(月6GB)と12ギガ(月12GB)の比較的大容量プランが安いBIGLOBE SIMでもZenFone Maxの取り扱いを発表しています。無料WiFiスポットが使えたりもするので、オプションも含めてチェックしておきましょう。
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