HUAWEI P9 liteの周波数帯・対応バンドまとめ!購入してみたところ格安SIMのAPN設定もいくつか入っていたので、設定方法などもまとめて紹介!
HUAWEI P9 liteの対応バンド
結論から言うと、HUAWEI P9 liteは①ドコモ系の格安SIM、②Y!mobile(Softbank系)のSIMカードに対応しています。
機種名 | Huawei P9 lite |
---|---|
メーカー | ファーウェイ |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.2インチ |
画面解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
CPU | HiSilicon Kirin 650(オクタコア2.0GHz) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
外部ストレージ | ~microSDXC(最大128GB) |
カメラ | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 3000mAh |
周波数帯・対応バンド | LTE:1/3/5/7/8/19/28/40 W-CDMA:1/5/6/8/19 4バンドGSM |
SIMカードスロット | Nano SIMスロット×2 |
WiFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth v4.2 |
本体サイズ | 146.8 x 72.6 x 7.5 mm |
重量 | 147g |
カラー | ブラック、ホワイト、ゴールド |
ドコモ系の格安SIMで利用可能
HUAWEI P9 liteはドコモ系MVNOでnano SIMであればほぼ利用可能です。完全に使えることは各社の動作確認済み端末を確認してほしいのですが、まず問題なく使えるでしょう。
LTE:1/3/5/7/8/19/28/40
W-CDMA:1/5/6/8/19
P9 liteの周波数対応は上記の通りですが、LTEはband 1/3/19/28に対応しており、ほぼ問題なく電波を掴める仕様になっています。3G(W-CDMA)に関してもband 6/19のFOMAプラスエリアなどをしっかりカバーしており、筆者も実際にドコモ系格安SIMのいくつかで通話機能を利用できました。…ちなみにdocomo系の格安SIMに関してはいくつかのAPN設定がプリインされており、特にDMM mobileや楽天モバイルなど人気SIMがサクッと使えるのはおすすめです。
初期状態でプリインされていたAPN一覧
これ以外のAPN設定は手打ちで入力する必要がありますが、人気急上昇中のFREETEL SIMやDTI SIMでも実機で動作確認したので、通話もデータ通信も利用OKです。
HUAWEI P9 liteをセット購入すべき格安SIM
MVNOでもセット販売が開始されていますが、ドコモ系でもおすすめのSIMカードを提供しているのが「DMM mobile、楽天モバイル、BIGLOBE SIM」の3サービスです。
DMMモバイル
月額料金の安さで人気のDMMモバイル。P9 liteとセット購入ができるので、とにかく安く利用したいユーザーにおすすめ。
DMM mobile | データ専用 | SMS付き | 通話SIM | 高速通信容量(/月) |
---|---|---|---|---|
ライト | 440円 | 590円 | 1140円 | 無し |
1GB | 480円 | 630円 | 1260円 | 1GB |
2GB | 770円 | 920円 | 1380円 | 2GB |
3GB | 850円 | 1000円 | 1500円 | 3GB |
5GB | 1210円 | 1360円 | 1910円 | 5GB |
7GB | 1860円 | 2010円 | 2560円 | 7GB |
8GB | 1980円 | 2130円 | 2680円 | 8GB |
10GB | 2190円 | 2340円 | 2890円 | 10GB |
15GB | 3280円 | 3430円 | 3980円 | 15GB |
20GB | 3980円 | 4130円 | 4680円 | 20GB |
通信速度もIIJの回線支援を受けているとみられ比較的良好な数値を維持。オプションも多くバランスも良いので、初めて使う方にももってこいのSIMカードです。
公式サイト:DMM mobile
楽天モバイル
SIMフリースマホの割引キャンペーンも多い楽天モバイルは、他社より安く本体が購入できる場合も。「5分かけ放題オプション」も利用できるので、通話が多いユーザーもOK。
楽天モバイル | データSIM (SMSなし) | 050データSIM (SMSあり) | 通話SIM | 高速通信 |
---|---|---|---|---|
ベーシック | 525円 | 645円 | 1250円 | 無し |
3.1GB | 900円 | 1020円 | 1600円 | 3.1GB/月 |
5GB | 1450円 | 1670円 | 2150円 | 5GB/月 |
10GB | 2260円 | 2380円 | 2960円 | 10GB/月 |
20GB | 4050円 | 4170円 | 4750円 | 20GB/月 |
30GB | 5450円 | 5520円 | 6150円 | 30GB/月 |
公式サイト:【楽天モバイル】
BIGLOBE SIM
大容量プランがお得なBIGLOBE SIM。ライトS以上のコースならWi-Fiスポットが無料で使えるので、外出先でも動画視聴などをよくするヘビーユーザー向けの格安SIMです。
BIGLOBE SIM | データ専用 | SMS付き | 音声通話 | 高速通信容量 |
---|---|---|---|---|
音声通話エントリー | - | - | 1400円 | 1GB |
エントリー | 900円 | 1020円 | 1600円 | 3GB |
ライトS | 1450円 | 1570円 | 2150円 | 6GB |
12ギガ | 2700円 | 2820円 | 3400円 | 12GB |
20ギガ | 4500円 | 4620円 | 5200円 | 20GB |
30ギガ | 6750円 | 6870円 | 7450円 | 30GB |
公式サイト:BIGLOBEスマホ
以上3つのサービスはAPN設定があらかじめプリインされているので、手軽に利用開始できるのも魅力ですね。
APN設定方法・手順
本体設定から「その他→モバイルネットワーク→アクセスポイント名」と進むと、APN設定をすることができます。
- 1その他を選択
- 2モバイルネットワークを選択
- 3アクセスポイント名から設定
またHUAWEI P9 liteはデュアルSIMとなっているので対応したAPNをしっかり設定することが必要です。SIMカードの切り替えなどは別の記事で詳しく説明しているので、必要であればこちらも確認しておきましょう。
Y!mobileではすでに動作確認済み
Softbank系の回線でもBand 8などが対応しているので問題なく利用できるだろうなとは思っていたのですが、すでにソフトバンク系のSIMカードであるY!mobileの動作確認済み端末にしっかりとHUAWEI P9 liteの機種名が記載されていました。

Y!mobileではすでに動作確認を取っていた。周波数帯の構成的にも問題なく使えることが判明している。
Y!mobileでは最近SIMフリースマホとセット販売しているのもよく家電量販店で見かけるので、自社販売のみに拘らず、MNOながら格安スマホとしてのポジションも戦略的に確立していこうという感じなのかもしれません(2016年6月現在はY!mobileくらいしかSB系の格安SIMがないので、なおさらこういった部分でブランド強化しているのかも)。
au/KDDI回線では少し厳しい?
@K_Ajino ご質問頂きありがとうございます。大変残念ながらVoLTEには対応しておりません。
— HUAWEI JAPAN (@HUAWEI_Japan_PR) 2016年6月11日
上記の情報はHUAWEI JAPAN公式Twitterの回答(P9)ですが、P9 liteもVoLTEには非対応。P9liteは3Gでau系のCDMA2000に対応していないようなので、LTEによるデータ通信はできそうですが、通話は厳しいとみられます。期待しないほうが良いです。
HUAWEI P9 liteと格安SIM対応バンドまとめ
ドコモ系の格安SIMで運用できるので、今回紹介したMVNOなどを中心に検討してみると良いでしょう。…当サイトではHUAWEI P9 liteのスペックやベンチマークスコア、電池持ちやカメラ性能などを実機レビューしているので、気になる方はこちらもチェックしておきましょう。