ラスベガスで開催されているCES 2017でファーウェイの新モデル「honor 6X」が発表。背面にデュアルカメラ、内部にはオクタコア・プロセッサーを採用しながら価格は約250ドルとコストパフォーマンスが魅力のスマートフォンです。
HUAWEIと言えば「HUAWEI P9」や「Honor 8」で搭載されたデュアルレンズが国内でも高評価でしたが、今回のhonor 6Xはより廉価版といったスペックと価格設定になっているのでチェックしておきましょう。
Honor 6Xのスペック
モデル | Honor 6X |
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ブランド | Honor(HUAWEI) |
OS | Android 6.0 Marshmallow EMUI 4.1 (Android 7.0 Nougatアップデート予定) |
プロセッサー | HAUWEI kirin 655 オクタコア (4x2.1 GHz+4x1.7 GHz) Mali-T830MP2 GPU |
RAM | 3GB/4GB |
ROM | 32GB/64GB |
本体サイズ | 150.9 mm (L) x76.2 mm (W) x 8.2 mm (T) |
本体カラー | グレー/ゴールド/シルバー |
重量 | 約162g |
バッテリー | 3340mAh |
センサー | Hall effect sensor, Fingerprint sensor, Proximity sensor, Ambient light sensor, Compass, Accelerometer, Phone status indicator |
位置情報 | GPS/AGPS/Glonass/BeiDou |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920*1080 FHD, 403ppi |
メインカメラ | デュアルカメラ(12MP + 2MP) 1080pビデオ撮影 |
フロントカメラ | 8MP |
Wi-Fi | 802.11b/g/n, 2.4 GHz |
Bluetooth | 4.1 |
HUAWEIのhonorシリーズといえばオンライン販売で人気のあるブランドで、例えば日本でもhonor6 plusやhonor 8は楽天モバイルから発売されました。「Honor 6X」はその最新シリーズで、以前のモデルを比較するとより普及価格帯、廉価モデルであることが分かります。
Kirin 655。最大2.1GHzのオクタコアCPUを搭載
ただしスペックは足りないというわけではなく、ディスプレイは5.5インチのフルHDディスプレイ、プロセッサーはKirin 655で、以前HUAWEI Mate 9 Liteという廉価モデルに搭載されたSoCです。CPUは最大2.1GHzのオクタコアCPUとなっており(4×2.1 GHz+4×1.7 GHz)、GPUはMali-T830 MP2。価格はかなり安いですが、スペック的にはミドルレンジといったところでしょうか。
(ミドルレンジではパフォーマンスは十分とのこと)
メインメモリは3GB、32GBの内部ストレージと、microSDカードスロットで容量拡張にも対応しているので、そこまで保存容量に困ることはなさそうです。大容量のバッテリーは3340mAhとなっており、電池持ちにも注目。厚みは8.2mmということで最近のフラグシップ・モデルのように薄くはありませんが、価格帯・バッテリー容量などを考慮すると納得できるかもしれません。
背面には12MP+2MPのデュアルカメラ
最大の特徴は背面に搭載されているデュアルカメラでしょう。12MPのメインカメラと2MPのサブカメラで、被写体深度などを記録して、デジタル処理で絞ってボケを調整したりといったことが可能になっています。これはXiaomi Redmi Proや、最近デュアルカメラを搭載したモデルに多い機能ですね。例えば同じCES2017で発表されたASUS ZenFone 3 ZoomにもアップデートでこれらのF値調整機能が使えるようになるとしています。
肝心の写真クウォリティは・・・という部分ですが、撮り方次第では結構綺麗な写真が残せるようです。海外サイトのレビューを見ると手ブレに弱そうだったり暗所での撮影はかなり厳しそうな画像が多くあったので、撮影環境次第かもしれませんね。
HUAWEI Honor 6Xまとめ
デュアルカメラを搭載したhonorブランドの新モデルで、かつ低価格でバッテリーも大容量ということで注目です。日本での発売はCES2017での展示時点では未定ですが、格安スマホなら日本で発売してもミドルレンジの格安スマホとして売れるかもしれませんね。