ドコモとau、MVNO通信回線の違いは?

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MVNOには「ドコモ回線」もしくは「au回線」の使える格安SIMがあります。

大きく分けて2種類のSIMカードがあるのはわかりますが、いったい違いはどこにあるのでしょうか?今回は特徴を解説したうえで、メリット・デメリットを解説していきます。

MVNO回線の違い

大手キャリアの通信網を借り受けて通信サービスを提供しているMVNO。その違いはどこにあるのでしょうか。

SIMカードは2種類

現在提供されている格安SIMは、大きく分けて2種類あります。それはドコモ系の通信が使えるSIMカードと、au系のSIMカードです。

  • ドコモ系の格安SIM
  • au系の格安SIM

通信エリアはそれぞれの回線を提供しているドコモやauに対応しています。…ちなみにソフトバンクは一般消費者向けにSIMカードはまだ提供しておらず、今後の参入が期待されている状況です。

通信速度が異なる

MVNOが提供する格安SIMは、一般的に提供元のドコモやauより通信速度が遅い傾向にあります。

またSIMカードを提供している会社によっても回線設備や卸し受け契約が異なるので、格安SIMのプランやサービスによって実際にでる通信速度には大きな差が出てきます。…なのでこのあたりを比較するにはネットの口コミや評判を確認するのがベストです。

ドコモ回線のMVNO

文字通り「ドコモの通信網を借り受けて格安SIMを提供している会社」です。現在もっとも取り扱いの多い回線で、様々なプランから選ぶことができます。

代表的な格安SIMサービス

  • OCNモバイルONE
  • IIJmio
  • DMM mobile
  • U-mobile
  • BIGLOBE SIM
  • FREETEL SIM…など

ドコモ購入のスマホが使える

回線はドコモなので、ドコモで購入したスマートフォンは、格安SIMでもそのまま使えることがほとんどです。…なので、本体の購入代金を節約したい方は、そのままドコモ回線のMVNOに乗り換えるのがベスト。

ただしドコモ購入のAndroidスマホでは「テザリングが使えない」という点には注意が必要です。

多くのプランから選べる

すでに紹介したように多くのMVNOがドコモ回線を利用しているので、それだけプランも豊富です。

プラン種別の例

  • 月次プラン
  • 日次プラン
  • 無制限プラン
  • 低速プラン…など

SIMカードによっては月額500円以下の激安サービスも存在するので、もしスマートフォンを新たに購入したとしても、au回線より安く運用できる場合も多々あります。

周波数・対応バンド

(タップすると説明が開きます)

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(LTE)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]下り最大75Mbps:広域のドコモLTE回線のメインバンド。SIMフリー端末ではこれに対応しているかが重要となります。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.7GHz帯/band 3″]下り最大150Mbps:高速通信が使えるBand3。2013年にスタートした割と新しい回線で、範囲はそこまで広くありません。大都市エリアで使えるので、おまけ程度に考えておくと○。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.5GHz帯/band 21″]下り最大112.5Mbps:東名阪ほか、地方都市でも運用されているBand 21。最大速度が速いのが特徴。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 19″]下り最大75Mbps:郊外や山間部で運用されているエリア対策用バンド。800MHzという周波数帯から屋内でもつながりやすい性質があり、プラチナバンドと呼ばれています。特に地方では重要です。…ちなみにauはこの800MHz帯の基地局をdocomoよりも多く展開しているので、ことプラチナバンドに関してはauのほうが有利とみられます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”700MHz帯/band 28″]最新のLTEバンド。まだまだ始まったばかりというところであり、いまの時点では無視しても問題ないでしょう。[/su_spoiler]

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(3G)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]ドコモ3Gのメイン回線。SIMフリースマホではVoLTEに対応している機種も少ないので、これが対応していないと通話エリアの面で少し厳しくなってきます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”71.7GHz帯/band 9″]東名阪のFOMAエリア。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 6,19″]FOMAプラスエリア。800MHz帯なのでドコモに回線における3Gのプラチナバンドといえます。…ちなみに基地局編成によりband 19はほとんどLTE回線のほうに転用されているようで、メインの「FOMAプラスエリア」といわれるものはBand 6に対応していればほぼ使えるはずです。[/su_spoiler]

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[su_box title=”ドコモ回線の特徴” box_color=”#204fb4″ title_color=”#ffffff”]

  • docomo回線が使える
  • docomo購入のスマホが使える
  • 多くのプランが選べる

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au回線のMVNO

「KDDIが提供する通信網を卸して、格安SIMを提供している会社」です。そこまで取り扱っている事業者は多くないので、貴重な存在でもあります。

代表的な格安SIMサービス

  • mineo(マイネオ)
  • UQ mobile…など

auスマホが利用可能

KDDIの回線では、auで購入したスマートフォンがそのまま使えることがほとんどです。よって現在auを契約しているユーザーは、スマホを再利用したい場合mineoやUQ mobileが格安SIMの乗り換え先としてはオススメになってきます。

MVNOが少ない

接続料の高さ・また3Gの通信方式の特殊さから「SIMフリースマホでも使えない」といったことが多いので、au回線を利用している格安SIMは少ないのが現状です。よって選べるプランも、必然的に限定されてきます。

なので現在au契約をしているユーザーでも、利用状況によってはドコモ回線を選択したほうがお得な場合もあります。

周波数・対応バンド

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(LTE)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]メインである800MHz帯を補完するバンドですが、エリアは広がっている模様。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.5GHz帯/band 11″]通信の多いエリアでトラフィックを散らす役割もになっているというband 11。対応しているのに越したことはないですが、メインのLTEバンドであるBand 1 / 18が対応していればそこまで問題ないでしょう。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 18″]auのメインLTE回線となるBand 18。800MHz帯のプラチナバンドということで、つながりやすさにも定評があります。au回線を使う場合はエリアがメリットだったりするので、ここに対応していない機種はあまり使わないほうが良いかもしれないです。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 26″]band5/6/18/19を内包するBand 26。同じ800MHz帯なので、メインバンドのband 18の代わりに電波をつかんでくれます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”2.5GHz帯/band 41″]WiMax 2+の回線。エリアはそこまで広くないですが、都内主要駅の調査では爆速を計測しており、速度重視の現状電波。…ちなみにau回線を提供している「mineo」のSIMカードではWiMax2+の電波をつかむことがYoutube動画で確認できているので、購入要素の1つにはなるかもしれません。[/su_spoiler]

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[su_column size=”1/2″]

(3G)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯”]3G回線[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯”]3G回線[/su_spoiler]

[/su_column][/su_row]

[su_box title=”au回線の特徴” box_color=”#204fb4″ title_color=”#ffffff”]

  • au回線が使える
  • au購入のスマホが使える
  • 現状選べる会社は少ない

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マルチキャリアのMVNO

上記で紹介した回線の両方を借り受けており、どちらかを選んで申し込みできるのが「マルチキャリア」と呼ばれる会社です。ただし両回線が同時に使えるわけではないので、実はそこまでメリットがあるとは言えません。

代表的な格安SIMサービス

  • mineo(マイネオ)
  • Flimo(フィーモ)…など

MVNO回線のまとめ

[su_box title=”それぞれのメリット” box_color=”#204fb4″ title_color=”#ffffff”]

「ドコモ回線」

ドコモ購入のスマホが使える。プランも多い。

「au回線」

au購入のスマホが使える。

「マルチキャリア」

回線が選べる。

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