格安SIMは「対応バンド」に注意しよう!

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格安SIM対応バンドって何?

SIMフリースマホを使う際には「周波数帯・対応バンド」に注意する必要があります。今回は格安SIMで利用されているドコモ回線/au回線に焦点を当てて、LTE/3G通信で使える電波について詳しく解説したいと思います。

格安SIMの「対応バンド」とは?

格安SIMにおける対応バンドとは「GHz・MHz」などで表される周波数帯を「Band○○」といった表記に言い換えたものです。つまりは「電波の周波数帯」をさしています。

ドコモ・au系のMVNO

現在提供されている格安SIMは「ドコモの回線を借り受けたMVNO」と「auの回線を借り受けたMVNO」の2種類がメインです。

つまり電波もドコモ/auにそれぞれ準ずるので、この周波数にスマートフォン側が対応していないと、インターネット通信や音声通話が使えないのです。

…それではドコモ回線から詳しく見ていきましょう。

ドコモの周波数帯

NTTドコモの保有するLTE(4G)/3Gの周波数帯・対応バンドの表を以下にまとめておきました。一つずつ解説していきます。

(バンド名をタップすると説明が開きます。)

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(LTE)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]下り最大75Mbps:広域のドコモLTE回線のメインバンド。SIMフリー端末ではこれに対応しているかが重要となります。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.7GHz帯/band 3″]下り最大150Mbps:高速通信が使えるBand3。2013年にスタートした割と新しい回線で、範囲はそこまで広くありません。大都市エリアで使えるので、おまけ程度に考えておくと○。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.5GHz帯/band 21″]下り最大112.5Mbps:東名阪ほか、地方都市でも運用されているBand 21。最大速度が速いのが特徴。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 19″]下り最大75Mbps:郊外や山間部で運用されているエリア対策用バンド。800MHzという周波数帯から屋内でもつながりやすい性質があり、プラチナバンドと呼ばれています。特に地方では重要です。…ちなみにauはこの800MHz帯の基地局をdocomoよりも多く展開しているので、ことプラチナバンドに関してはauのほうが有利とみられます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”700MHz帯/band 28″]最新のLTEバンド。まだまだ始まったばかりというところであり、いまの時点では無視しても問題ないでしょう。[/su_spoiler]

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(3G)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]ドコモ3Gのメイン回線。SIMフリースマホではVoLTEに対応している機種も少ないので、これが対応していないと通話エリアの面で少し厳しくなってきます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”71.7GHz帯/band 9″]東名阪のFOMAエリア。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 6,19″]FOMAプラスエリア。800MHz帯なのでドコモに回線における3Gのプラチナバンドといえます。…ちなみに基地局編成によりband 19はほとんどLTE回線のほうに転用されているようで、メインの「FOMAプラスエリア」といわれるものはBand 6に対応していればほぼ使えるはずです。[/su_spoiler]

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LTEも3GもメインはBand 1で構成されており、このBand 1がSIMフリースマホに対応していないと、通信エリアとしては快適に使えない可能性があります。よってLTE/3GともにBand 1/19には最低でも対応していてほしいところです。

…次にauを見ていきましょう。

auの周波数帯

au回線の対応バンドは以下の通り。3G回線の通信方式がドコモと異なるなど、注意する点がいくつかあります。

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(LTE)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯/band 1″]メインである800MHz帯を補完するバンドですが、エリアは広がっている模様。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”1.5GHz帯/band 11″]通信の多いエリアでトラフィックを散らす役割もになっているというband 11。対応しているのに越したことはないですが、メインのLTEバンドであるBand 1 / 18が対応していればそこまで問題ないでしょう。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 18″]auのメインLTE回線となるBand 18。800MHz帯のプラチナバンドということで、つながりやすさにも定評があります。au回線を使う場合はエリアがメリットだったりするので、ここに対応していない機種はあまり使わないほうが良いかもしれないです。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯/band 26″]band5/6/18/19を内包するBand 26。同じ800MHz帯なので、メインバンドのband 18の代わりに電波をつかんでくれます。[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”2.5GHz帯/band 41″]WiMax 2+の回線。エリアはそこまで広くないですが、都内主要駅の調査では爆速を計測しており、速度重視の現状電波。…ちなみにau回線を提供している「mineo」のSIMカードではWiMax2+の電波をつかむことがYoutube動画で確認できているので、購入要素の1つにはなるかもしれません。[/su_spoiler]

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(3G)

[su_spoiler title=”2.1GHz帯”]3G回線[/su_spoiler]

[su_spoiler title=”800MHz帯”]3G回線[/su_spoiler]

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LTEはBand 1と18に対応している機種を選ぶべきでしょう。またau系格安SIMは3G回線が通話専用となっておりネットはLTEのみなので、3G専用スマホは使い物になりません。(執筆現在の情報)

また3Gの通信方式も「CDMA2000」という通信方式で、ドコモ系回線が利用している「W-CDMA」とは互換性がありません。よって同じバンド数、周波数帯でも使えないというケースが出てくるので、SIMフリースマホを購入する場合は通信方式もしっかり確認しておくことが必要です。

格安SIMと対応バンド・まとめ

上記の基本をおさえておけばSIMフリースマホで快適に通信を使えるはずですが、このほかにもOSとの相性(特にiPhone)などで音声通話・データ通信機能・SMS機能などが使えないケースもまれにあります。

一番確実な方法は「MVNOの公式HPに記載されている『動作確認済み端末』を使う」ということです。ぜひ参考にしてみて下さい。

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