2016年7月14日、ベトナムで開催されたイベントでASUSの新モデル「ZenFone 3 Max」が発表されました。前作のZenFone Maxから受け継いだ大容量バッテリーに加え、メタルユニボディを採用、指紋認証機能を搭載するなど着実にステップアップした機種となっています。
追記(こちらの記事の情報が古くなったので、新たにZenFone 3 Max ZC520TLのスペックと実機レビューを公開しました。海外版なので若干異なりますが、参考にしてみてください)
ZenFone 3 Maxのスペック
発表会でCPU-Zにて確認されたスペックは以下の通り。ディスプレイは5.2インチで2.5Dのカーブガラスを使用。解像度はHD(1280×720)です。
機種名 | ZenFone 3 Max |
---|---|
メーカー | ASUS |
OS | Android 6.0 Marshmallow With ZenUI 3.0 |
ディスプレイ | 5.2インチ IPS HD(1280×720) |
CPU | MediaTek MT6735(クアッドコア) |
GPU | Mail T720 |
RAM | 2GB or 3GB |
ROM | 16GB or 32GB |
microSDカード | 最大32GB対応 |
カメラ | 背面13MP, フロント5MP |
バッテリー | 4130mAh(充電機能付き) |
SIMサイズ | デュアルSIMデュアルスタンバイ SIM 1: 2G/3G/4G Micro SIM Card SIM 2: 2G/3G/4G Nano SIM Card |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
Bluetooth | V 4.0 +EDR |
ナビゲーション | GPS/A-GPS |
対応バンド | WCDMA/TD-SCDMA/LTE/TDD-LTE/FDD-LTE Data Rate: DC-HSPA+: UL 42 / DL 5.76 Mbps LTE Cat4:UL 150 / DL 50 Mbps (WW version) 2G: 850/900/1800/1900 WW version: 3G: WCDMA: Band: 1/2/5/8 TW/JP version: 3G: WCDMA: Band: 1/2/5/6/8 4G: FDD: Band: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD: Band: 38/41 IN/ID version: 3G: WCDMA: Band: 1/5/8 4G: FDD: Band: 1/3/5/8 TD: Band: 40 CN version: 3G: WCDMA: Band: 1/2/5/8 TD-SCDMA: Band: 34/39 4G: FDD: Band: 1/3/7 TD: Band: 38/39/40/41 |
本体サイズ | 149.5 x 73.7 x 8.55 (LxWxH) |
重量 | 148g |
本体カラー | チタニウムグレー、シルバー、サンドゴールド |
バッテリー容量は4100mAhとZenFone Maxより少なくなっていますが、約30日間のスタンバイ、20時間の3G通話、18時間のWi-Fiブラウジングを実現するほか、全モデル同様に給電にも対応します。CPUはアプリからの情報によりMediaTek製の「MT6735(クアッドコア)」ではないかと予想。RAMは3GBにアップし、ストレージは16GBモデルが発表されました。
メタルのユニボディー構造は前回のチープなプラスチック背面パネルの印象とガラッと変え高級感もプラス、背面には指紋認証センサーを搭載しています。価格は2万1,000円程度になるとのことで、スペックアップをさせるところはしつつ、よりコストパフォーマンスを重視したモデルなのかなという印象を持ちます。
前モデルのZenFone Maxよりバッテリー容量が少なく画面サイズも少し小さくなっているとのことなので、日本で発売されたとしてもRAM3GBや指紋認証センサーにあまり魅力を感じないかたはスルーしても良い機種なのではないかな、というのが正直な感想ですが、実機が発売されるまでもう少し待ってみましょう!
ZenFone 3 Laserのほうがおすすめ?
…ちなみに同時に発表されている「ZenFone 3 Laser」(ZenFone 2 Laserの後継機種)もあるのですが、こちらは大幅なスペックアップが確認できます。
機種名 | ZenFone 3 Laser |
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メーカー | ASUS |
OS | Android 6.0 Marshmallow With ASUS ZenUI 3.0 |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920×1080) ゴリラガラス3 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430(オクタコアのはずですが、ASUS公式サイトの表記はクアッドコア) |
GPU | Adreno 505 |
RAM | 2GB or 4GB |
ROM | 32GB or 64GB |
カメラ | 1300万画素 |
microSDカードスロット | 最大128GB対応 |
バッテリー | 3000mAh(一体型) |
SIMサイズ | ナノSIM SIM 1: 2G/3G/4G SIM Card SIM 2: 2G/3G/4G SIM Card Dual SIM Dual Standby |
対応バンド | WCDMA/LTE/TDD-LTE/FDD-LTE 2G: 850/900/1800/1900 TW/JP/HK/PH version: 3G: WCDMA: Band: 1/2/5/6/8/19 4G: FDD: Band: 1/2/3/5/6/7/8/18/19/28 TD: Band: 38/41 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
Bluetooth | バージョン4.2 |
ナビゲーション | GPS/A-GPS/GLONASS/BDSS |
センサー | Accelerator/E-Compass/Gyroscope/Proximity sensor/Hall sensor/Ambient light sensor/RGB sensor/Fingerprint |
本体サイズ | 149 x 76 x 7.9 mm (WxDxH) |
質量 | 150g |
カラー | サンドゴールド/グレイシャーシルバー |
こちらはフルHDの5.5インチ大型ディスプレイ、Snapdragon 430のオクタコア、RAM4GBと大幅にスペックアップさせたモデルになっています。価格は約2万8500円となっていますが、日本で発売されるならこちらのほうがおすすめと言えるのではないでしょうか。
すでに発表されていたZenFone 3や3 Deluxe、3 Ultraも合わせると、ラインナップとしては以下のようになります。
- ZenFone 3 Deluxe 上位ハイスペックモデル
- ZenFone 3 Ultra 大画面モデル
- ZenFone 3 ベースモデル
- ZenFone 3 Laser ミドルハイ・低価格モデル
- ZenFone 3 Max 低価格・電池持ち重視モデル
日本で発売されればどれも国内で人気になりそうですが、どの機種が国内市場に投入されるのかにも注目しておきたいですね。
Source:techrum.vn/CellphoneS.vn