ZenFone 3 ZE520KLの実機レビュー

ZenFone 3 ZE520KLの実機レビュー

ZenFone 3(ZE520KL)を購入しましたので、実機を使ってレビューをしていきます。今回はデザイン面、スペック・性能面・ソフトウェアの実際の使い勝手などを試してみました。

ZenFone 3の実機レビュー

実機レビュー。まずはZenFone 3の箱開封から。ボックスは1つになっており、なぜか縦開きです。内容物は「ZenFone 3本体、ケーブル(USB type-C)、ACアダプター、イヤホン、SIMピン、ユーザーガイド」などなどが同梱されています。

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本体正面の画像がこちら。丸みのある2.5Dガラスを採用したディスプレイ、全体的にラウンドフォルムになっているので持ちやすいです。

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背面もガラスデザイン。よく見ると指紋認証センサーを起点にZenシリーズ特有のスピン加工が施されているのがわかります。ガラス背面ということで指紋は他の機種と比較すると目立ちやすいような気はしますが、個人的な意見としてはGalaxy s6ほどではありませんでした。

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光り輝く背面パネルとスピン加工。カメラ部分は若干出っ張りがあるので、気になる方はケースを用意しても良いかもしれません。

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底面にはスピーカーとUSB Type-Cの接続部。音質も後でレビューしていきます。

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本体上部には3.5mmイヤホンジャックを搭載。やっぱりiPhone 7/7 Plusのイヤホンジャック廃止はあらためて早すぎたと思うのですが、皆さんの意見はどうでしょうか。よく見ると上下左右部分も丸みを帯びているのがわかります。

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右サイドには音量調節と電源の物理ボタンを配置。よく見ると物理ボタンもZenシリーズのスピン加工が施されています。この辺りは以前から継承している点ですね。

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左サイドにはSIMカードスロットを配置。今回はデュアルSIMデュアル待受に対応しており、nano / micro SIMサイズとなっています。DSDSに関しても後でレビューしてみます。

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デザインはここまで。ちなみにRASTABANANAのクリアハードケースを付けたところ、背面とケースがくっついて残念な見た目になりました。ケース選びも重要ですね。

次にソフトウェアや性能の部分も見てみます。

ZenFone 3のソフトウェア・UIなど

初期状態はAndroid 6.0.1 marshmallowにZenUIという組み合わせです。アプリは一通り必要なものが入っていますが、ブラウザーの「Puffin(パフィン)」や、ゲームアプリの「SimCity」やカーレーシング、旅アプリ「Tripadvisor」などのプリセットアプリは前回ZenFone MAXを購入した時も似たようなものが入っていたような気がします。メモリ解放やクリーンアップ関連のアプリは便利なことがあるのでまだ良いですが、ユーザーが必要かもわからないようなアプリはできればプリセットしていない方がユーザーとしては嬉しいかもしれません。

文字入力の面ではATOKがプリインしていますが、個人的には逆に使いにくいです。Google純正のキーボードに戻しました。

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モードは通常画面の他に「簡単モード」「キッズモード」に対応しています。発売時の価格が4万円超えているのであれですが、格安SIMと一緒に使うなら料金的にも初心者や子供にも使い易いような気はします。

キッズモードに関しては利用アプリなど親が権限を細かく管理できるので、そこそこ子供にも持たせ易いスマートフォンと言えるのではないでしょうか。

指紋認証センサーの部分で着信応答やカメラ起動のコントロールも可能です。

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全体的にはZenUIなので他のZenFoneシリーズとかほぼ変わりないかと思います。きになるのはプリインアプリくらいでしょうか(一応ROMの空き容量は、初期の状態で32GB中22.61GBでした)。

ディスプレイ

5.2インチのフルHD、IPS液晶を採用しています。Gorilla Glass 3ですが、引っ掻き傷のような小さーなものがすぐについたので、あまり信用しないほうが良いです。気になる方は保護フィルムをはっておいたほうが良いでしょう。

若干白がかる感じというか、HUAWEI P9 liteでも感じたコントラストの弱さみたいなものは若干感じるかもしれません(個人的に有機ELディスプレイが好きというのもありますが)。全体的には良いディスプレイだと思います。

スペック・基本性能・ベンチマークのレビュー

日本国内モデルのZenFone 3 ZE520KLのスペックは以下のような基本構成になっています。

  • Snapdragon 625(オクタコアCPU-最大2.0GHz、Adreno 506 GPU)
  • 3GB RAM(LPDDR3)
  • 32GB ROM

超絶ハイスペックというわけでもありませんが、格安スマホのいわゆる「ミドルハイ」「ハイミドル」と巷では呼ばれる3万円台のスマホ+αの性能はあるように思います。一応AnTuTu Benchmarkテストで計測してみましたが、v6.2.1で「62,386」のスコアが出ました。

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実際の動作も今の所快適ですし、よほど重いゲームや処理を行わない限りは十分なスペックと実性能だと思います。

カメラ機能は確実に進化

明るいところでの撮影は十分すぎるくらいのクウォリティでした。色も鮮やかに移してくれますし(色の補正はかなりしている感じがします)カメラ機能はZenFone 3では個人的に1番オススメしたい部分です。今回は全てオート撮影で撮っています。

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暗所での撮影もそこそこ強いと思います。オートで少し光のある場所ならそこそこ綺麗に撮れました。(ちなみに3M解像度ですが明るく撮影が可能な「ローライトモード」というものもありますが、意外と扱いづらいのでそれならマニュアルモードでうまく調整すべきかと思います)

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ちなみに「超解像度モード」というものもあるのですが、個人的には使いこなせず、ファイルサイズが倍になる割にはそれだけの写真クウォリティ向上が感じられなかったので利用していません。普通の人はオートかマニュアルをうまく使い分ければよほど暗い場所でなければ美麗写真を残せるカメラだと思います。動画に関しても手振れ補正が強力で、画質もGood。動画の準備ができたらそちらもアップしてみようと思います。

バッテリーと電池持ち

バッテリー容量は2,650mAhと意外と少ないかなという感じはします。肝心の電池持ちは、筆者の利用状況だと30分に1回はニュースサイトを見たり、アプリを開いたり、としている状況(ゲームはしません)で、9時~20時まで持てば十分良い方だと思います。ガンガン使うと1日持ちません。ただし省電力設定を個別にしているわけではないので、このあたりを調整すると改善するかもしれません。

充電も付属充電器を利用すればそこそこやはいので、充電器を持ち運ぶ方ならまず電池持ちには困らないでしょう。

指紋認証センサー

早いです。ストレスは全くありません。複数の指紋を登録できるので、左右どちらの手で持ってもロック解除OK。360度認証なので、サクッと読み込んでくれます。

スピーカーとハイレゾ再生

5マグネットスピーカーというのは1つの売りのようですが、確かに音はクリアです。ただ「ZenFone 3のメリットはスピーカーだ!と言えるレベルではない」ような気も。3~4万円クラスのスマートフォンならこれくらいはなるだろうの範囲内。

ハイレゾ音源の再生にも対応しており、付属イヤホン「ZenEar」もハイレゾ対応とのこと。今回はZenFone 3+ZenEarの標準セット他、ハイレゾ対応のU5000イヤホン「Co-Dongri 雫」やヘッドフォン「SONY MDR-1A」やその他、低価格帯のヘッドフォン・イヤホンもハイレゾ非対応のものまで色々試してみました。このテストに関してはA/Bテスト的な類ではないのであれですが、音源と再生環境もそうですが、音源と再生環境の違いよりは有線ポタアンの組み合わせやイヤホン・ヘッドフォンの違いの方が違いは感じますね。(オーディオ製品は好きでよく買いますが、筆者はオーディオライターなどではありませんのであくまで参考程度に)。

こればかりは実際に聴いてみてください、としか言えない部分ではあります。

auVoLTE対応、Y!mobile対応、DSDSについて

ZenFone 3 ZE520KLの面白いところが「DSDS対応、au VoLTE対応、Y!mobile対応」の3つ。

当然(?)ドコモ回線は対応しており、格安SIMでもデータ通信・通話ともに問題なく利用可能でした。Y!mobile回線もテザリングなど問題なく使えています。またau VoLTEも使えるということで、3キャリアの通信・通話に対応しているところを見ると、SIMフリースマホではかなり優秀な機種ではあります。

DSDSでは「LTE+3G」の同時待受が可能です。なので、今回検証したところでは以下の組み合わせなら使えました。

  • docomo LTEデータ通信+Y!mobile3G 通話
  • Y!mobile LTEデータ通信+docomo3G 通話
  • docomo LTEデータ通信+docomo3G 通話

au系のSIMはまだ試せていませんが、UQモバイルに聞いた時は「通話もデータ通信もUQのSIMで同時待受可能です!」と言われたのですが、LTE+LTEの待受ができないのにどうやってやるんだろうと少し???な部分があります。(基本的にはZen3ならUQ SIMはVoLTE通話になるはずですし、ZenFone 3 ZE520KLは3GでCDMA2000非対応なはずなので)おそらくUQのSIM2枚でZenFone 3 ZE520KLのDSDSは不可能な気がしていますが、試せる方いれば是非。UQモバイルのSIM2枚運用をわざわざする人はほとんどいないとは思いますが・・・。

ちなみにZenFone 3 Delxueの最上位モデルである「ZS570KL」はau VoLTEに対応している旨が記載されていないのですが、CDMA2000でBC0に対応しているため、au系SIM2枚でDSDSは理論上いけるような気がします、がやってみないとなんとも言えません。こちらも端末を持っている方、さらにau系SIMを2枚以上持っている方は是非お試しあれ。(UQ mobileで販売予定の3 Deluxeは「ZS550KL」という別モデルなので注意)

ZenFone 3の実機レビュー・ファーストインプレッションと総評

使って間もないという部分はありますが、特にカメラ機能はかなり好感触でした。新デザインなども注目されていますが、全体的にバランスが取れている+αの性能で、対応バンドも申し分ないので使い回しは非常に良い格安スマホであると言えそうです。

4万円弱と日本版の発売価格を考えると並行輸入品を買っても良い気がしますが、輸入品だと日本でのメーカーサポートは対象外らしいのでこの辺りも考えようです。最近はMVNOで割引キャンペーンもあったりするので、もし自分にあったプランがあるなら、格安SIMと同時購入しても良いかもしれませんね。


スマートフォンの月額料金が高い」と感じている方は、人気のある格安SIM・MVNOのプランや月額料金・オプションや特徴を、まとめて比較してみましょう。

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