「BlackBerry KEYone」発表。スペック詳細をチェック

バルセロナで開催のMWC2017で、BlackBerryブランドが「BlackBerry KEYone (Marcury)」を発表しました。TCLコミュニケーション+BlackBerryブランドのAndroid OS搭載スマートフォンとなっており、物理QWERTYキーを採用したBlackberryらしさが滲み出る端末となっているようです。

ディスプレイは4.5インチとなっていますが、物理キーがタッチセンサー対応。4.7インチ端末でソフトウェアキーボードを表示した場合には、それよりもディスプレイ表示幅が大きくとれるとか。Snapdragon 625搭載のミドルレンジ端末ながら価格は少しプレミアムな設定で高いのかなという感じはしますが…。日本での機種発売は未定。

本記事ではスペックを中心にチェックしていきます。


BlackBerry Keyoneのスペック

機種名BlackBerry KEYone
ブランドBlackBerry (TCLコミュニケーション)
OSAndroid 7.1 Nougat
ディスプレイ4.5インチ LCD (3:2)
1080*1620(433ppi)
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625
オクタコアCPU最大2.0GHz
Adreno 506 GPU
RAM3GB
ROM32GB
外部メモリmicroSDXC対応(2TB)
バッテリー3505mAh
Quick Charge 3.0対応
ポートUSB Type-C(3.1)
3.5mmオーディオジャック
カメラリア:12MP, SONY IMX378, PDAF, EIS
4K@30fps動画撮影
フロント:8MP
本体サイズ72.5×149.3×9.4mm
重量180g
Wi-Fi802.11 b/g/n 2.4 GHz
802.11 a/n 5GHz
802.11 ac 5GHz
Bluetooth4.2 LE & EDR
NFC対応
対応バンドNorth America and Latin America
FD-LTE 1, 2, 3, 4, 5, 7, 12, 17, 19, 20, 28, 29, 30
TDD LTE – 38, 39, 40, 41
(2100/1900/1800/1700/850/2600/700/700/800/700/2300 MHz)
HSPA+ 1, 2, 4, 5, 8 (2100/1900/1700/850/900 MHz)
Quad band GSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900 MHz)

Europe, Middle East, Africa and Asia Pacific
FD-LTE 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17 20, 28A (2100/1900/1800/2600/900/800/700 MHz)
TD-LTE 38, 40, B28 (2600/2300/2500 MHz)
HSPA+ 1, 2, 5/6, 8 (2100/1900/850/900 MHz)
Quad band GSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900 MHz)
センサーAccelerometer
Magnetometer
Gyroscope
Proximity
Ambient light
Hall Effect
GPSAssisted, Autonomous and Simultaneous GPS
Support for User Plane and Control Plane
GLONASS, BeiDou2
OTDOA
リリース予定2017年4月

BlackBerryブランドのライセンス合意によってTCL Communicationが実質メーカー、ブラックベリー自体はソフトウェアに注力している状態ですが当然ながらブラックベリーブランドのコンセプトは受け継いでいるのがKEYoneの特徴と言えそうです。

タッチセンサー対応のQWERTY物理キーボード採用

BlackBerry KEYoneのQWERTYキーは物理キーボードながらタッチセンサーにも対応しているのが特徴で、トラックパッドのようなジェスチャー操作やスクロールに対応しています。

フリックでのタイピング操作にも対応。予測機能を利用すればより高速なタイピングが可能とか。

ショートカットキーにも対応しています。例えばBキーでブラウザーを起動したりといったことも可能になるようです。他にもアプリがショートカットで割り当て可能なそうなので、BlackBerryの物理キーボードに慣れている方は、さらに便利に使えるスマートキーボードになっています。

ハンズオン動画で見るとこんな感じ。キーボードがタッチセンサーに対応していることでディスプレイまで手を伸ばす必要がないのは便利そう(慣れれば)ですね。Android 7.1 Nougatをプリインストールしており、デュアルスクリーンも利用可能です。

最もセキュアなAndroidスマートフォン…らしいが

DTEK by BlackBerryがプリインなど、高いセキュリティレベルのAndroid端末が使える、というのがBlackBerry KEYoneのセールスポイントでもあります。この辺りはDTEK50やPrivでもアピールしていた部分ですが、一応BlackBerryブランドからすれば「The Most Secure Android Smartphone」です…。

実際になぜ安全なの?という部分はBlackBerryの公式サイトで紹介されているので、気になる方は目を通しておいておくと良いかもしれません。

参考:What Makes BlackBerry Smartphones So Secure

SONY IMX378センサー採用のリアカメラ

背面にはSONY IMX378センサーを採用したメインカメラを搭載。12MPの1.55μmラージピクセル、PDAF、EISなどに対応し、4K動画撮影@30fpsも可能です。ちなみにIMX378はGoogleのPixel XLリアカメラに搭載されたセンサーなので、スペック上は期待値が上がる部分です。

Snapdragon 625+大容量バッテリー

プロセッサーにはQualcommの「Snapdragon 625」を採用。3GB RAM搭載でミッドレンジのAndroidスマートフォンといったところですが、何より省電力であること、それからバッテリーも3505mAhとそこそこ大容量になっています。

またQuick Charge 3.0にも対応しているので、十分な普段の利用にプロセッサーパワーと電池持ちに期待できそうです。もちろんまだ短時間のアーリービルドのハンズオン情報しか出てきていないのでなんとも言えない部分ではありますが。

スペースキーの指紋認証センサー

面白い点で言うと、指紋認証センサーはスペースキーの部分に配置されています。結構小さいスペースなのかなという印象ですが、アーリーレビューでの反応は良いそうです。BlackBerry Privでは指紋認証スキャナーが非搭載だったので、こちらも大きな進化かもしれません。

BlackBerry KEYoneの価格・発売日

KEYoneの予想価格はUSで549ドル。…Privの米国価格が発表時で$700程度(現在は値下がり)でしたが、Snapdragon 625、3GB RAM、32GB ROMだけを考えると割高に感じ、BlackBerryの特徴を考えると割安に感じる部分の両方があるような気も。

発売は2017年Q2予定ということで、あと数ヶ月すれば購入できる状態になる予定です。…日本での発売予定に関しては特に告知されていないようですが、対応バンドだけ見ると、一応Asia Pacificモデルも存在します。

BlackBerry Privが日本国内で正規発売されたこともあり、KEYoneもブランドではフラグシップなのかなというところで発売に期待したいところです。